【塾に行っても意味がない⁉】中学生の塾選びについて徹底解説!

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「中学校に上がってから勉強が難しくなって困っている。」

「定期テストでいつも点数が悪く、評定で2や3を取ってしまう。」

「学校の授業についていけず、授業が楽しくない。」

必ずしも成績が大事だというわけではありませんが、学校のメインは授業ですので、できれば授業が分かって楽しいほうが良いですよね。

それに、子どもの将来の選択肢を増やすためにも、学力はあって損はないはずです。

ここではそういった悩みを抱えている人たちに向けて、中学生はどういった塾に行くべきかどうか、そして成績の根本的な上げ方について説明していきます。

中学生は塾に入れるべきかは定期テストの点数による

どの程度の高校を受験の視野にいれているのかにもよりますが、学校の定期テストで平均点近く、もしくは下回る場合は塾に入れるべきです。

平均点がとれていたら大丈夫だと思われているかもしれませんが、実はそうではありません。

文部科学省の調査によると、公立の小中高において6.5%の生徒が学習障害に近い人がいると言われています。

少し話がそれますが、一般的に日本人の年収は、平均値より中央値が低いとされています。

理由としては、一部の非常に高い世帯が平均値を上げているからです。

もちろん年収には限界値はありません。

しかし定期テストは最高点が100と決まっています。

定期テストの平均がおおむね60点前後、そして学習障害の生徒が平均値を下げていることにより、中央値は60点よりも高いことが予想されます。

成績がおろそかになると進学できる高校が限られてしまい、就活にも影響を及ぼすでしょう。

ただ、独学でも成績は上げられるのではと疑問に思う方もいるでしょう。

ここから、独学では成績を上げにくいことについて解説します。

中学生が塾にいかずに独学で勉強するのが大変な理由

【理由その①】学習習慣が身についていない

学校の定期テストは、授業で話した内容をベースにした問題が大半です。

平均点を切ってしまう生徒は学校の授業の復習をしていない可能性が高いです。

習慣化というのは何事にも当てはまることですが、なかなか自力で行うことが難しいでしょう。

ランニングを始めた人のうち、約94%の人は30日以内に挫折してしまっているんだ

引用元:https://diamond.jp/articles/-/355347

【理由その②】どこでつまづいているのかがわからない

特に、いわゆる積み上げ科目といわれる英語・数学についてですが、いざ当該箇所を復習しようとしても、前提知識が抜け落ちている可能性が高いです。

例えば、中2でならう連立方程式は、中1でならう方程式の基礎がわかっていないと解くことができません。

わからないところは深堀りして突き止めることは大切ですが、学習習慣がない生徒にとって厳しいでしょう。

中学生の塾の探し方と紹介

塾は探し方がとても大切です。

私は塾講師のアルバイトでいくつかの塾にて仕事をしていました。

しかし、なるべく保護者にクレームが入らないような指導や、生徒の学習状況にそぐわない、その場しのぎの定期テスト対策などさせられた経験があります。

根本的な成績の上げ方は、前述した通り、生徒のわからないところを明確にし、少しずつ勉強の習慣を身に付けさせることです。

そういった指導をしてくれる塾を探すことがいいと思われます。

【探し方その①】なるべくオーダーメイドができる塾を探す

先ほどのとおり、定期テストの点数を短期間で上げることのみに注力している塾などは、付け焼き刃な対策であって、実際には上がらないことも多いでしょう。

生徒の学習状況をヒヤリングして、目標を立ててくれる塾を探すべきです。

【探し方その②】1対1で見てくれる塾を探す

個別指導の塾の中には1対2~3の授業形態もありますが、あまり好ましくありません。

私は1対2の塾講師をしていたのですが、やはり講師の目から離れる時間があると、集中力がない生徒は無意識のうちにだらけてしまうものです。

心理学的にはホーソン効果といわれる現象です。

【探し方その③】大手ではなく個人塾に絞る

大手の個別指導塾は人手不足により、正社員ではなく大学生のアルバイトが働いていることがおおいです。

具体的な数値を出すと、フリーステップでは90%、個別指導キャンパスでは95%がアルバイトです。

塾講師のアルバイトというのは、正直なところ、手を抜いているような行為であっても黙認されるのです。

同僚は、あまり勉強を教えずにただ生徒と談笑してコミュニケーションをとっている方もいましたが、上司には咎められませんでした。

塾としては、とりあえず来てもらって利益になればいいと考えているのでしょう。

結局勉強も進まずにグダグダになってしまう可能性も、特に成績の低い生徒だと十分あり得ます。

ですので、大手ではなく個人塾がおすすめです。

【補足】中学生は塾ではなく通信教育もおすすめ

オーダーメイドにできて、マンツーマンかつ個人塾という要素をすべて兼ね備えた塾はなかなか見つからないかもしれません。

実際、私が勤めさせていただいている個人塾も、1対3の授業形式で、大半が学生アルバイトです。

また、料金も2~3万円とそこそこの値段になってしまうのもご家庭によってはつらいかもしれません。

ただ通信教育であると、学習習慣がついていない生徒の場合、すぐにやらなくなってしまうこともあります。

そこでおすすめなのはタブレットを使用した通信教育です。

具体的にはスマイルゼミや進研ゼミが該当します。

料金は月々約7000~12000円と比較的安く、また、AIによって自分がどこがわからないかが浮き彫りになるのでおすすめです。

まとめ

とりあえず塾に行かせていたら…という考えは捨てましょう。

成績はお金で解決できるものではありません。

お子さんとしっかり話し合い、塾についても足を運んで体験し、納得のいく選択をして、ぜひ成績を上げましょう。

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