「iPhone16がダサい」とSNSでよく見かけるけれど、本当にそうなのか——。
実物を黒のiPhone16で使っている僕が、色の印象・カメラの縦配置・Proとの差など、世間の“ダサいと言われる理由”をすべて検証しました。
結論から言うと、
写真だけでは誤解されやすいポイントが多く、実機では印象が大きく変わります。
しかも僕はキャリア乗り換えの“実質1円サービス”で購入したこともあり、コスパ面では今年もっとも選びやすいモデルでした。
この記事では、
- どこが“ダサい”と言われているのか
- 実機を使うとどう見えるのか
- iPhone16を選ぶべき人・選ばなくていい人
まで、リアルな視点でわかりやすく解説します。
「デザインが不安」「買うか迷っている」という人ほど、読めばモヤモヤが消えるはずです。
iPhone16はダサいと言われる理由
色と質感が変わり“好みが分かれるデザインになった”
iPhone16が「ダサい」と言われる一番の理由は、
カラーの方向性が大きく変わったことです。
iPhone15までは淡いパステル系で“くすみカラー”が中心でしたが、iPhone16では彩度が上がり、はっきりとした色味に寄っています。
特にピンク系は好みがはっきり分かれやすいです
ただ、実際に手に取ってみると
表面の質感や光の入り方は旧モデルより滑らかで、写真より落ち着いて見える場面もあります。
こちらは私のiPhone16です。
デザインで迷う方は黒を選択するほうが無難かもしれません。
デザイン変更の背景には合理的な理由がある
iPhone16のデザインが「ダサい」と言われてしまう背景には、“見た目の好み”だけではなく、Apple側の技術的な理由も関わっています。
実は今回のデザイン変更は、
単なるイメチェンではなく、内部構造や耐久性を優先した結果の形です。
まず大きいのが、カメラ性能の向上に伴うレイアウト変更。
iPhone16の広角カメラはセンサーサイズや処理系が見直され、Proとの差別化も含めて再設計が入っています。
その影響で、内部スペースに余裕を持たせる必要があり、縦配置に戻すのが最も安定した構造になったと言われています。
次に、カラー処理の変更。
今回の濃い色味は、単に派手にしたわけではなく、表面処理の工程を変えることで耐傷性や色の再現性を改善したとされています。
淡いカラーは光の当たり方でムラが出やすいため、濃いカラーのほうが品質が安定する面もあるのです。
カメラデザイン（縦配置）の賛否
iPhone16で大きく議論を呼んでいるポイントが、カメラの“縦配置”デザインです。
15までは斜め配置だったため、見た瞬間に「16だ」と分かるレベルの変化。
というSNS上での声もあります。
私自身も、最初は「見慣れないな」と思いましたが、
数日使うとむしろ縦のラインがスッキリして見えるようになりました。
Proモデルと比べると“カメラ性能差”が強調されてしまう
iPhone16は、
上位のiPhone16 Proシリーズとのカメラ性能の差が、
以前の世代よりも明確に感じられる構造になっています。
そのため、一部のユーザーからは「Proとの差がハッキリ見えすぎてダサい」と言われることがあります。
まず、Proシリーズは今年からテトラプリズム望遠、より大きなセンサー、ProRes動画など、クリエイター寄りの高機能をさらに強化しました。
一方、無印のiPhone16は「日常用途に最適化された2眼構成」のままなので、見た目の時点で“プロ向けとの格差”が見えやすくなっています。
しかし実際には、iPhone16の2眼カメラ自体は強力で、空間ビデオや新しいPhotonic Engineを搭載しており、日常撮影なら十分すぎる性能です。
見た目上の“差”がどうしてもクローズアップされがちなだけで、
普段使いの品質に劣るわけではありません。
それでもiPhone16を購入すべき理由
実機は“画像より落ち着いて見える”事実
公式サイトのレンダリング画像は発色が強めで、実物よりもコントラストが高く見えやすい傾向があります。
しかし、実機を手に取ってみると印象は大きく変わります。
僕自身、黒のiPhone16を使っていますが、
写真で見るよりずっと落ち着いた色味で、質感もマット寄り。
光の当たり方によっては深みのあるグレーに近い雰囲気になり、SNSで言われているような“子どもっぽさ”は感じません。
これは他のカラーにも共通していて、店頭で見ると
- ピンク → 画像より淡く、柔らかいニュアンス
- ブルー → 落ち着いたパステル寄り
- グリーン → 黒っぽい影があり大人向け
と、実機は総じて“画像より控えめ”に見えます。
縦カメラのおかげで手ブレが減りやすい
縦配置のメリットは、
スマホの持ち方と光学系の重心が一直線になりやすいこと。
従来の斜め配置のカメラは、
内部のレンズユニットが本体の片側に寄るため、
片手撮影ではわずかにバランスが偏りやすい傾向がありました。
- レンズの重心が手の中心に近づく
- 左右のブレが吸収されやすくなる
- 片手での“縦向き撮影”が安定する
という効果が縦配置で生まれます。
また、iPhone16は空間ビデオ撮影（空間写真）に対応したことで、内部のカメラ配置を見直しており、電子式・光学式の手ブレ補正がより効率的に働く構造になりました。
これはAppleが公式にはあまり語っていない部分ですが、実際の使用では“縦に持ってサッと撮る瞬間”に違いが出やすいです。
【重要】iPhone16が最も“コスパバランスがいい”世代
2025年のiPhone16はキャリアのキャンペーンが異常に強いです。
2025年9月にiPhone17が発売されたことにより、iPhone16がキャリアの乗り換えによる“実質1円サービス”を始める会社が増えたのです。
とくに学生や初めてのiPhoneユーザー、
コスパを重視する人にとっては、16世代はちょうど“買い時”と重なっています。
便利機能が地味に強い
iPhone16の魅力は、派手な機能よりも“毎日確実に効く便利さ”にあります。
A18チップの効率向上やカメラの強化など、
基本性能の底上げはしっかりされていますが、
その性能を活かすのはむしろ使い勝手を支える細かな機能です。
iPhone16は“必要な性能＋便利機能”のバランスが非常に良く、普段使いならほとんど不満がありません。
【まとめ】iPhone16は“画像より実機の方が魅力が伝わる”一台
iPhone16は画像だけ見ると賛否が生まれやすいものの、
実物では色味も質感も落ち着いており、縦カメラの使いやすさや便利機能の充実で、日常では非常に満足度が高いモデルです。
- SNSの画像は発色が誇張されていて、実機はもっと自然で上品
- 縦カメラは見た目以上に“撮影の安定性”に貢献
- Proとの差は見た目で強調されやすいが、日常用途なら性能は十分
- 便利機能（Siri進化・ウィジェット・暗所性能など）が地味に効く
- キャリアのキャンペーン（僕は1円購入）で“コスパ最強世代”
総合すると、「ダサいかどうか」よりも「実際に使った時の快適さ」が勝つタイプのiPhoneです。
見た目だけで判断すると損しやすいモデルなので、迷っている人は一度実機を手に取ってみてください。
という声も散見されます。