将来お金を稼ぎたい人必見!施工管理について徹底解説!

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施工管理といえば「きつい、きたない、危険」といったいわゆる3Kの問題があったり、残業がおおいイメージがありますよね?

また、そもそもどういった仕事をするかわからないと思う人もいるかもしれません。

ですが、今の施工管理の現状を知らないと、あなたはきっと損をするかもしれません。

ここではそんな人にむけて、徹底的に施工管理の仕事を解説して、さらに今の施工管理の現状についてもデータをもとに話していこうと思います。

【結論】施工管理は4つの管理を行う仕事

まず、施工管理は建築現場の仕事そのものを行うのではなく、統括的に管理する仕事です。

主に4つの分野の管理を行います。

あくまで4つの分野にはわかれているのですが、相互的に補完して成り立っているため、重なることもあります。

【施工管理の仕事その①】工程管理

建設業において、絶対に守らなければならないものの一つとして「納期」があげられます。

納期を守らなければ発注者に迷惑がかかりますし、作業員にも残業を強制しなければならないため、労災にもつながります。

また、誰が見てもわかりやすいような工程表をつくることも大切です。

そして天候や人員不足に対してもその都度、調整する能力が求められます。

【施工管理の仕事その②】品質管理

品質管理の定義を引用します。

品質管理とは、「工事の品質を確保するために、検査計画の立案、監視、検査、記録等により管理すること」です。
引用元:https://sekou-kyujin.com/learn/job/detail/169/

具体的には「写真を撮る」ことが多いです。

また、チェックリストの項目に満たしているかどうかを確認する作業もあります。

【施工管理の仕事その③】原価管理

建築には予算が決められているため、できるだけ赤字を回避しなければなりません。

円安の影響などにより原価の高騰があるこのご時世においては重要な仕事です。

責任の大きな仕事ではありますが、管理のおかげで利益が高くなると、やりがいが出てくるでしょう。

【施工管理の仕事その④】安全管理

建設業はほかの業種と比べて死亡事故などの重大な事故がおこる割合が高い職業です。

健康管理、安全パトロール、ヒヤリハットの共有など、様々なことをしなければなりません。

【朗報!】施工管理に学歴や経験は必要ない!

見出しの通り、学歴や経験は必要ありません。

というのも、建設業は現在、深刻な人員不足に陥っているからです。

事実、転職の求人倍率をみても建設業は4.87倍と、かなり人手が足らないことが見受けられます。

また、自然災害の復旧活動、都市開発の需要などにより、建設業界は今後もより発展していくため人員が必要なのです。

施工管理のキャリアップはどうなのか?

施工管理のキャリアアップにおいては、7つの施工管理技士の資格があります。

3年の実務経験を得て2級施工管理技士を取得でき、さらに2年積み重ねると1級施工管理技士を得ることができます。

仮に20代前半で就職したとして、20代後半に1級施工管理技士の資格を得るとします。

20代後半の平均年収は400万円前後ですが、1級施工管理技士を得ることによって年収600万円という高額な年収が目に見えるのです。

また、施工管理は正社員ではなく派遣での求人も多く見受けられます。

実務経験や資格を保持していると、正社員から独立して業務委託を受けることにより、より自分のワークライフバランスにあった仕事ができるかもしれません。

施工管理はブラックと言われているが本当?

一方、これだけ求人が多いということ、そして上記のように責任の重い仕事をするということは大変な側面もあることがわかります。

施工管理はデスクワークではない!

もちろん施工管理は職人さんと同じような肉体労働を強いられることはまずありません。

しかし、現場に毎日出るということは、真夏の炎天下の中や冬の雪が降りしきる中、勤務しなければならないため、デスクワークに比べて体を壊しやすいのは言うまでもないでしょう。

発注者と職人さんの板挟みになる

発注者からの無理な要望に応えるために、職人さんに急ピッチな作業をお願いしてしまい、職人さんから怒られてしまう…。

といったこともあるかもしれません。

特に職人さんは新人の施工管理者と比べて経験が長いため、指示されることにたいして怒号で返してしまうこともあるでしょう。

また、発注者だけでなく近隣の住民のクレームにも対応しなくてはなりません。

残業時間の目安や有休について

施工管理は平均月に30時間の残業があると言われています。

しかし、これはあくまで平均数値であり、実際は閑散期や繁忙期などもあります。

繁忙期は新年度の始まりである3月と下半期の始まりである9月です。

36協定が結ばれていて緩和されているのもありますが、繁忙期は法律ギリギリの残業時間があるかもしれません。

また、有給についてですが、人員不足であったり工期が間に合わなかったりして、なかなか思うときにとれないのが実情です。

施工管理の求人を見極める方法

働き方改革が進められていてはいますが、まだブラックな会社は存在します。

ここではなるべくそういった会社を見極める方法を紹介します。

みなし残業や有給取得率、離職率をみる

みなし残業があるということは、会社も赤字にはしたくないため、月の最低残業時間を割って計算しているということです。

閑散期にはそこまで働かないかもしれませんが、その分繁忙期にはみなし残業時間以上の働きが求められるでしょう。

また、政府は有給取得率70%を目指しているため、求人で公表されているのであれば確認しましょう。

もちろん離職率をみることも大切です。

IT化が進んでいるかを確認する

アナログの方針で業務を進めているとどうしても手間がかかったりヒューマンエラーが怒りやすくなり、その結果、業務が大変になる可能性があります。

企業のホームページなどでどれぐらいデジタル化が進んでいるかを確認すべきでしょう。

施工管理で必要な能力3選

【その①】マルチタスク能力を極める

もともと人間の脳はマルチタスクに向いていませんが、業務の特性上、そうせざるを得ないので、マルチタスク能力を極める方法を簡単に説明します。

それは「細分化」「リスト化」「優先順位の決定」です。

この3つを頭にいれておくことで作業の効率化ができるでしょう。

【その②】マネジメント能力を極める

マネジメント能力と一口にいってもそれは様々な能力が込められています。

まずは物事を俯瞰的に見る力です。

自分のことをできるだけ客観視し、時には上司からアドバイスをもらうことが大切です。

また、コミュニケーション能力もマネジメントに含まれています。

話し方に抑揚をつけたり、結論から話すことを優先するなどを心がけましょう。

もちろん、相手の話をきちんと聞き入れることも重要です。

【その③】精神的・肉体的なタフさ

前述のとおり、現場を歩き回って、残業にもでて業務にでる肉体的なタフさが必要です。

また、上司と職人さんの板挟みにも耐える精神的タフさも必要でしょう。

当たり前のことですが規則正しい生活やポジティブシンキングがこのタフさの助けになります。

最後に

いかがでしょうか。施工管理には、たしかに大変な側面もありますが、今後の未来が発展していく中ではとても重宝される仕事でしょう。さらに、施工管理で得られるスキルはほかの職種でも十分対応できるような汎用性に優れています。皆さんも施工管理の職についてみてはいかがでしょうか。

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