残業するなと上司から言われていても仕事が終わらない…どうする?

未分類

「上司から残業をするなと言われているにもかかわらず仕事が終わらない…」

「結局サービス残業をすることになって仕事へのモチベーションが下がっている」

そういった悩みを抱えていませんか?

私も飲食店のホールでアルバイトをしていた際、人手が足りずに締め作業がなかなか終わらず苦戦した経験があります。

ですがいくつかの解決方法を学んだことにより、なんとか締め作業が早く終わるようになりました。

ここでは残業せずに仕事をできる限り早く終わらせる方法や、さらには残業が少ない会社を選ぶ方法について解説していきたいと思います。

【残業せずに仕事を終わらせる方法①】集中力を上げる

<集中力の上げ方①>納期をより早く自分で設定する

人間は締め切りギリギリに物事を終わらせる性質があるそうです。

仕事は、それを完了するために与えられた時間を埋めるまで拡大する

引用元:https://en.wikipedia.org/wiki/Parkinson%27s_law

ですが、仕事の量の見積りを見誤ると、残業せざるを得ないかもしれません。

そこで、自分で先に締め切りをもっと早く設定することが大切です。

<集中力の上げ方②>ポモドーロ・テクニックを使用する

60分連続の学習よりも、15分の学習を、休憩をはさみながら3回行った方が、集中力が高くなるといわれています。

参考:http://asahi.com/ad/15minutes/article_02.html

ポモドーロ・テクニックでは、最初にタスクを決めて、25分行ったあと5分休憩します。

ちなみに、マルチタスクは明らかに生産性を下げるため、タスクを絞ることが重要です。

【残業せずに仕事を終わらせる方法②】意思決定に時間をかけない

人間は1日に3万5000回もの意思決定を行うことが研究によって明らかになっています。

話は少しそれますが、スーパーなどのお店ではよくレジの前にガムやグミなどがおいてありますが、あれも意思決定の疲れを利用して購入させようとしている例です。

このように、意思決定は脳のエネルギーを使うことがわかります。

つまり意思決定の回数を減らすことにより、脳の負担を減らし、仕事へのパフォーマンスを下げることへとつながっていきます。

日々の行動でルーチンにできるものを見直すとよいでしょう。

【残業せずに仕事を終わらせる方法③】上司に相談する

①②の方法を実践しても、明らかに業務量が多すぎる場合は解決しないかもしれません。

なぜ上司がそこまでの業務量を新人に振ってしまうのか。

理由の一つとして、少子化によって年々どの業界も人手不足になっているケースが起因していること。

また、新人に対して期待しすぎていることなどがあります。

自分ができる業務の限界量を具体的に把握して上司に相談するのがおすすめです。

また、上司はそのポジションを経験していて、かつ部下に方法を教えているにもかかわらず、まだ教え切れていないニュアンスが残っている可能性もあるのです。

今後のスキルアップのためにも細かいところまできちんと聞いてみましょう。

【悲報】残業させずに終わらない仕事を振る会社はブラックの可能性

最近は36協定などにより、社会は残業をあまりさせたくない傾向にあります。

ゆえに仕事を多く振っているにも関わらず、残業をさせてくれないケースもあるのです。

また、残業させるより、人員を増やして残業さえないほうが生産性は上がります。

仮に時給換算1200円で9人雇って、月間所定労働時間を170時間、残業を15時間とします。

合計203万8500円の給与を渡さなければなりません。

一方、同じ条件にて残業を0にして、10人雇うと仮定します。

労働時間の総数は35時間増える、つまり生産性が上がるにも関わらず、渡す給与は204万円とほぼ変わらないのです。

しかし少子化の世の中、なかなか人員を増やせず、結局「残業させずに大量の仕事を振る」会社ができてしまうのです。

終わらない仕事でかつ残業ができないから、結果としてサービス残業となってしまう…

それはまさにブラック企業そのものです。

【終わらない仕事とさよなら】新しい職場を見つける方法

ここでは前述のようなブラック企業から、ホワイトな企業へ転職する方法について解説します。

<見つけ方その①>求人倍率が低い業種に絞る

求人倍率が高いというのはそれほど人手不足だということです。

採用率が高い反面、前述のように残業についてのトラブルがあるかもしれません。

低い業種であると採用されにくいかもしれませんが、きちんとお金を請求できる会社のほうが、将来的に自己投資をできる資産が作れるなど、長い目線で見ればお得なのは間違いないです。

選考で落ちたとしても、めげずに様々な業種に応募しましょう。

<見つけ方その②>そもそも残業が少ない業種に絞る

一概にはいえませんが、全体的に残業自体が少ない業種というのは存在します。

実際、dodaの調査によると事務系においては残業が少ない傾向にあるのです。

事務系は基本的に女性が採用されやすい傾向にはありますが、簿記やMOSなどのスキルを持っていると男性でも採用されやすいでしょう。

<見つけ方その③>離職率が低い業種を選ぶ

離職率が高いとまた人手不足になることはもちろん、新たに業務内容を教えるためのコストが必要になります。

人材育成に力を入れていない会社に入ると、自分の仕事が定着するまでに時間がかかります。

まず離職率が低い業種を選ぶことによって、仕事量が安定している仕事につける可能性が高いのです。

<見つけ方その④>みなし残業か平均残業時間が記載されている会社を選ぶ

みなし残業についての定義は下記の通りです。

みなし残業制、いわゆる固定残業代とは、労働者が実際にどのくらい残業をしたかに関わらず、あらかじめ決められた一定の残業代を支給する制度です。

引用元:https://okayama.nishimuralawoffice.com/column/overtime/column-1209/

主に大きな企業が、管理コスト削減のために記載するケースが多いです。

また中小企業であったとしても、最低限の残業時間が算出される場合には載せているでしょう。

全く残業がない会社を目指していたのに、実はサービス残業だらけだった…

という事態にならないために、みなし残業、または平均残業時間が記載されている会社を選ぶべきです。

まとめ

まずは自分で仕事を早く終わらせる習慣とコツを身に付けること。

それでもなお業務が多い場合は転職を考えること。

この2点が今回の記事のポイントです。

今からでもできることを書いていますので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました